「エフレン・ペニャフロリダ氏 講演会を開催します」
2015年6月26日
濱畑 進
皆さん、お元気ですか?
梅雨ですね(>_<)
季節は夏が好きなんですが、梅雨のジトジトする蒸し暑さはとても苦手です(^_^;)
さて、私が所属している、「成長企業と学ぶ会」が主催する、
『エフレン・ペニャフロリダ氏 講演会』を開催いたします!
当日に向け、裏方の準備で毎週打ち合わせを重ねています。
ジャーナリスト池上彰さんも推薦する、素晴らしい講演会です。
本当に感動します。
是非、お越しください。
詳しくは、下記をご覧ください。
【開催概要】
名 称__エフレン・ペニャフロリダ日本講演
日 時__平成27年7月3日(金)
会 場__ふくやま芸術文化ホール(リーデンローズ)大ホール
時 間__午後19時00分~午後20時30分(開場 午後18時30分)
出 演__エフレン・ペニャフロリダ氏
目 的__初来日となるフィリピンの教育活動家エフレン氏をお迎えし、
_________彼の活動内容を紹介するとともに、教育活動の重要性から、
_________組織づくり等を学ぶ会。
主 催__成長企業と学ぶ会
入 場__無料
ハマ不動産も協賛しています。
大変貴重な講演会です。
皆さまのご参加をお待ちしております。
エフレン・ペニャフロリダ氏のご紹介
フィリピンの、一人当たりのGDPは年60万円にせまり、高度成長中です。
しかし、格差は日本以上に大きく、マニラ近郊には人口の2~3割に及ぶ
スラムに住む人々と、ホームレスの人がいます。
しかし、受ける教育次第では、上位に這い上がれる可能性を秘めているのです。
小学校に通う時、授業料は無料でも、教材費・制服代・食費代がかかり、
更に、子どもの労働(ゴミ拾い・車の清掃・物乞いなど)により
家計を助けている家庭では、親が子どもを学校に行かせようとしません。
このように、現状は子どもの労働力を親が利用するため、
義務教育さえ受けられない子どもが3割近くいるのです。
貧困のため、ゴミ山で育つ子ども達は、ほとんどがギャングになり、
刑務所に入り、人生を棒にふってしまうケースが多い現状です。
ゴミ山で働く子は生計を立てるため、学校に行く暇がないのです。
エフレン氏自身もこのゴミ山付近で育ち、幼少期ギャングにイジメられていました。
でも彼は幸運にも学校に通え、奨学金を受け、高校まで進学しました。
「絶対に、誰にも盗まれない財産、それは<教育>である!」
「自分は教育を受けたことで人生のチャンスを頂いた。
このチャンスを他の子ども達にも与えたい。」
彼は16歳の時、高校のクラスメイトと共に
Dynamic Teen Company(DTC)というNGOを設立、
子ども達のためのボランティア活動を始めました。
手押し車に小さな黒板とチョーク、ノートに鉛筆を乗せ、
ゴミ山までそれを押し歩き、ゴミ山の上で授業を始めたのです。
以来、近くの高校生や大学生のボランティアの子ども達と一緒に
読み書き能力、算数、歯磨き等の衛生指導を行い、
これまで多くのゴミ山の子ども達を更生させていきました。
プッシュカート・クラスルームは、フィリピン全土だけでなく、
インドネシア、ナイジェリア、ケニアなどにも広がっています。
世界中で人道活動している名もない方々に対して、CNNのWEB上に
誰でもノミネートされるのが「HEROES」です。
その後、何百万票と世界中からオンラインで投票が行われ、
中でも一番投票が多かった人物がHERO of the Year(ヒーロー・オブ・ザ・イヤー)
という賞を与えられ、表彰されます。
エフレン・ペニャフロリダ氏は2009年のHERO of the Yearに選ばれました。